ここではディズニーランドのパレードやディズニーシーのショーは風速何mになると中止になってしまうのか、風キャン・風バになる基準と、風によるアトラクションの中止基準についてご紹介していきます。
ディズニーでは、雨以外にもパレードやショーが中止になる場合があります。
それは、「風」です。
風の強さが一定数を超えると、ゲストやキャストの安全を守るためにパレードやショーが中止になったり、風バと呼ばれる通常とは異なったバージョンで行われます。
特に、季節限定のパレードやショーはフルバージョンで楽しみたいですよね。
そこでここでは、そこで今回は、風速何mで中止や風バージョンになるのか、風によるアトラクション休止基準について詳しくご紹介していきます。
.
ディズニーパレードは風速何mで中止になる?

ディズニーでは、風速10m/sを超えるとパレードやショーが中止になる可能性が高まります。
また、風速8m/sを超えると風バ(風バージョン)に切り替わることも。
それぞれの風速がどんな体感になるのか、イメージしておきましょう!
風速5m/s以上はどのくらい?
風速5m/sとは、以下のような風の強さです。
- 木の葉がはっきり揺れる
- 髪が乱れやすく、帽子が飛ばされることも
- 体感では風を感じるが、パレードには大きな影響なし
風速8m/s以上はどのくらい?
風速8m/sとは、以下のような風の強さです。
- 低木(つつじなど)が揺れる
- 水面に波が立つ
- 春一番や木枯らしレベルの風
風速8m/s以上になると、中止まではいかなくとも、一部が省略された風バージョンのパレードに変更になる可能性が大きいです。
風速10m/s以上はどのくらい?
風速10m/sとは、以下のような風の強さです。
- 風に向かって歩きにくい
- 傘がさせないほどの強風
樹木全体が大きく揺れ、パレードやショーの中止が濃厚になります。
.
風が強く吹いていると感じた時は、X(旧Twitter)で検索してみると風キャンの情報が載っているかもしれません。
私も以前、天気予報アプリで「風速5m/s」と出ていた日にディズニーへ行ったのですが、パーク周辺は海に近いため、体感では街中よりも風が強く感じられました。
結果的に通常開催されましたが、待っている間ずっとドキドキでした…!
.
ディズニーパレード風キャンの基準は?
ディズニーリゾートでは、安全を最優先に判断されるため、具体的な中止基準は事前に公表されていません。
当日の状況によって、予告なしに中止・変更になることもあります。
ディズニーランドは?
パレードは、天候の影響を受けやすく、その中でも特に風が強い日はキャンセルになることが多いです。
通常、風速10m/sを超えるような状況では、パレードは中止になります。
これは、音楽やダンス、フロートの安全な進行が難しくなるためです。
パーク内にあるカフェのテラス席にはパラソルが設置されていますが、それらが閉じられている場合は、高確率で中止なる場合が多いです。
来園前に公式アプリや案内で当日の最新情報を確認しておくことをおすすめします。
ディズニーシーは?
ディズニーシーのショーは、水上で行われるものが多く、風の影響を受けやすいのが特徴です。
特に水上ショーの場合、風速10m/sを超える状況では視界不良や安全性の面から、中止や規模縮小になることがあります。
こうした決定は、ゲストやキャストの安全を最優先に考えられたものであるため、あらかじめ理解しておきましょう。
風キャンになるアトラクションは?
ディズニーランドやディズニーシーでは、特定のアトラクションが風の影響を受けやすく、運行停止になることがあります。
いくつかのアトラクションは強風時に特に停止の判断がされやすいので、来園者は事前にそれらの情報を確認し、計画を立てることが賢明です。
具体的な基準や停止アトラクションについては、こまめに公式情報をチェックするといいでしょう。
ディズニーランド
ディズニーランドでは、特にカヌーや船などで水上に出るアトラクションや、屋外型の絶叫アトラクションや高所のものが休止の対象となりやすいです。
・ビーバーブラザーズのカヌー
・蒸気船マークトウェイン号
・空飛ぶダンボ
・ガジェットのゴーコースター
他にも、ビッグサンダー・マウンテンやスプラッシュ・マウンテンといったアトラクションは、強風の影響を受けやすく、安全確保のために停止されることがあります。
アメリカ河を渡るカヌーなどは、転覆の恐れもあるため、特に風の影響で休止になる可能性が高いです。
来園者は、事前に天気予報アプリなどを活用して、天候状況を随時確認しておくことが大切です。
ディズニーシー
ディズニーシーでは、高所を走行するレイジングスピリッツや、水上を楽しむアクアトピアなどが休止になることがあります。
・ヴェネツィアンゴンドラ
・トランジットスチーマーライン
・エレクトリックレールウェイ
中でも、水上アトラクションであるヴェネツィアンゴンドラは風でコースが不安定になることや転覆の恐れがあるため、休止になるケースが目立ちます。
来園者は事前に最新の天候情報を取得し、安全面からの休止にも柔軟に対応できる準備をしておくと良いでしょう。
.
ディズニーパレード風バの基準は?
風バとは「風バージョン」の略で、一部内容を変更したり、省略したりして行われるパレードやショーのことです。
ディズニーランドやディズニーシーでは、風速8m/sを超える場合にパレードやショーが風バになることが考えられます。
風速8m/sとは、木の葉が揺れたり、池や川の水面に波が立つくらいの風です。
具体的な基準はその時の状況によって異なるため、来園日には最新の情報をチェックすることが大切です。
ディズニーランドは?
ディズニーランドのパレードは天候に左右されるイベントの一つです。
特に風速が8m/sを超える状況では、フロートの進行が安全に行えなくなる可能性があり、風バの判断がされることがあります。
これには、フロートの倒壊や装飾の飛散などを防ぐ狙いがあります。
ランドに行く際には、ディズニーの公式アプリなどで当日の天候とパレードのスケジュールを確認することをおすすめします。
ディズニーシーは?
ディズニーシーのショーは、水と炎を使った演出が多く、風の影響を受けやすい性質があります。
風速が8m/sを超えると、池の水面に波が立つくらいの風が吹きますので、フォグや水上演出が不完全になります。
そのため、ゲストやキャストの安全を守るためにも、ショーの一部が変更または縮小されることがあります。
公式サイトや当日のアナウンスをしっかり確認して、最新情報を得ることが大切です。
風キャンになった時の過ごし方は?
パレードやショーが風キャンになってしまった時は、気持ちを切り替えて、他の楽しみ方を見つけましょう。
アトラクション
例えば、屋内型アトラクションなら風の影響を受けにくいため、これらのアトラクションがおすすめです。
【ディズニーランド】
・イッツ・ア・スモールワールド
・ホーンテッドマンション
・プーさんのハニーハント
【ディズニーシー】
・マーメイドラグーンシアター
・タートル・トーク
・ニモ&フレンズ・シーライダー
レストラン
また、レストランでゆっくり過ごすのもいいですね。
【ディズニーランド】
・イーストサイド・カフェ
・センターストリート・コーヒーハウス
【ディズニーシー】
・カフェ・ポルトフィーノ
・ホライズンベイ・レストラン
これらのレストランは事前予約(プライオリティパス)が必要なお店もありますのでご注意ください。
キャラクターグリーティング
さらに、キャラクターグリーティングも狙い目です。
【ディズニーランド】
・ミッキーの家とミート・ミッキー
【ディズニーシー】
・ドックサイドステージ
これらは屋内なので天候に左右されず安心です!
風キャンに落ち込まず、普段はできない過ごし方を楽しめたら、むしろ特別な思い出になるかもしれませんよ。
.
まとめ

ディズニーでの風キャンは、ゲストやキャストの安全を最優先に考えた判断基準に基づいています。
風速10m/s以上で一部のアトラクションやパレード・ショーが中止になること多く、風速8m/s以上でパレードやショーが風バになることが多いです。
しかし、詳細な基準については事前の公開が少ないため、公式アプリやパーク内でのアナウンスを確認することをおすすめします。
せっかくのパレードやショーが中止になってしまうと残念ですが、風によるキャンセルや一部変更があることを覚えておいてください。
インパ予定の日の天気予報を事前にチェックして、柔軟な対応ができるようにあらかじめ計画しておきましょう。