約10,000発もの色とりどりの花火が上がり、毎年約30万人もの人が訪れる調布の花火大会が今年も開催されます。
コンピューター制御での音源の調整により、花火と音楽が完全にシンクロする音楽と花火のコラボレーション「ハナビリュージョン」や、日本煙火芸術協会に認定された匠による大玉50連発、最大8号玉の大玉を使った大スターマインが夏の夜空を彩ります。
調布の花火大会は毎年多くの人が訪れるため、打ち上げ会場付近はもちろん、会場から最寄り駅までの道、京王線の駅構内まで大変混雑しています。
毎年欠かさず調布花火大会の花火観戦をしている筆者が、会場までのアクセスや有料情報から穴場スポットまで、調布花火を楽しむための情報をご紹介します。
調布花火2024の混雑予想は?
2024年5月20日、調布市花火実行委員会より「第39回調布花火2024」の開催日時が発表されました。
【開催日】
2024年9月21日(土)
※荒天中止
【開会式】
18:00~
【打ち上げ時間】
18:15~19:15
調布花火大会の会場は以下の通りです。
【場所】
調布市多摩川周辺
【打ち上げ場所】
二ヶ領上河原堰付近中州
【有料席エリア】
・布田会場
・京王多摩川会場
・電通大グランド会場
※調布花火大会の会場は全エリア禁煙です。
毎年、有料席のある布田会場・京王多摩川会場・電通大グランド会場の各会場から最寄駅までは、道路上も大変混雑します。
打ち上げ会場が多摩川河川敷のため、会場以外の場所でも立ち止まって見物する人が多くおり、会場最寄り駅以外の道路上・駅周辺などでも混雑が予想されます。
屋台の混雑予想は?
調布花火大会は多摩川沿い・調布市側に屋台が多く出店されており、毎年どこも大変混雑しています。
京王多摩川会場・電通大グラウンド会場・布田会場それぞれ出店される予定で、焼きそばやフランクフルト・じゃがバター・かき氷などの定番屋台だけでなく、地方の名物屋台なども出店する予定です。
引用元:調布花火2024
6月30日現在、調布花火の屋台は約20店を予定しており、屋台の出店会場(予定図)が発表されていました。
また、調布・布田・国領の各駅から会場に向かうまでの道路沿いや、多摩川を挟んで対岸に位置するJR稲田堤駅やJR中野島駅から河川敷までの道路沿い、そして河川敷沿いの道にも屋台が出店されます。
【営業時間】
屋台は、有料席エリアと無料エリアで営業時間が異なります。
花火の打ち上げ時間が近づくにつれて屋台も混雑し始めます。
屋台を楽しみたい場合は、明るい時間から行くことをおすすめします。
調布花火2024の有料席情報は?
多摩川河川敷は無料で見られる場所も多いですが、事前に席の予約ができる有料席エリアもあります。
有料席エリアは打ち上げ場所の間近に設置されるため、臨場感抜群の迫力ある花火を贅沢に楽しむことができます。
有料席エリアは毎年売り切れてしまうほどの人気の席ですので、購入予定の方は事前に場所と価格をチェックしておきましょう。
※有料席エリアは15:30に開場されます。
有料席の価格は?
調布花火大会の有料席エリアは3カ所で、有料席エリアには専用の入退場口と仮説トイレがあります。
※トイレは自由観覧エリアより多めに設置されています。
※9月5日有料席エリアの詳細が発表されました。
引用元:調布花火2024
【布田会場】メイン会場(指定席)
※「布田シート」のシートは、当日、会場で受け取れます。
【京王多摩川会場】(指定席)
2024年から京王多摩川会場に「パノラマSS 」と「パノラマS」が新設されました。
「パノラマSS」「パノラマS」ともは指定席で、パイプ椅子の1人席を川下から川上に一列に配置した席です。
【電通大グランド会場】(自由席)
電通大グランド会場は有料席唯一の自由席です。
オリジナルシート付で他の有料席に比べてリーズナブルな価格なので人気が予想されます。
※「映画のまち調布シート」のシートは、当日、会場で受け取れます。
有料席の購入方法は?
有料席チケットはセブンチケットにて購入できます。
【店頭で購入する場合】
セブン-イレブンの「店頭マルチコピー機」から、キーワード検索欄に「調布花火」と入れてチケットを購入してください。
※発券手数料はかかりません。
【インターネットで購入する場合】
セブンチケットのホームページから予約してください。
※発券手数料がかかります。
※セブンチケットでの購入には、無料の会員登録が必要です。
有料席の販売日は?
※2024年の有料席の販売日が発表されました!
2024年の有料席の販売日時は以下の通りです。
市民先行販売:7月10日(水) 10:00~
一般販売 : 7月17日(水) 10:00~
※2歳以下ひざ上観覧無料で、3歳以上はチケットが必要です。
※席番の指定はできません。座席は購入順に確保されます。
調布花火2024の穴場スポットは?
「花火は見たいけど、人混みは苦手…。」
「小さな子どもを連れて行くから混雑したところはちょっと…。」
という方におすすめの場所をご紹介します。
川崎市側の多摩川沿い
「調布花火大会」の名の通り、調布市側の多摩川沿いは有料席もあり大変混雑しますが、向かい側の神奈川県川崎市側の多摩川河川敷には有料席は無く、調布市側より混雑が少ないです。
私も何度か神奈川県側の多摩川沿いから花火を観たことがあります。
さすがに打ち上げ会場のちょうど反対側は混雑していましたが、それでも調布側に比べれば混雑はしていませんでした。
稲田公園
JR南武線稲田堤駅から徒歩約7分のところにある川崎市営稲田公園です。
花火打ち上げ会場より上流にあります。
駅からも近く、打ち上げ会場にも近いため、多摩川緑地よりは混雑が予想されます。
駅から向かう途中にコンビニもあるため飲み物や食べ物を購入することもできます。
多摩川緑地(中野島地区)
JR南武線中野島駅から徒歩約14分のところにある多摩川緑地です。
花火打ち上げ会場から下流の場所にあり、会場から多少の距離があるため穴場スポットです。
早めに帰宅する場合でも、駅まで歩いている間にも花火が見れます。
みはらし緑地
京王相模原線若葉台駅から徒歩約17分にある、稲城市の最高地にある公園・みはらし緑地です。
打ち上げ会場から少々離れていますが、高台にあるため見晴らしが抜群なので花火がよく見れます。
調布花火は、多摩川を挟んだ川崎市側の河川敷や多摩川緑地(中野島駅付近)・稲田公園などの方が穴場で、東京都側の多摩川河川敷よりも混雑が少なめとなっています。
まとめ
ここまで、2024年調布花火の混雑予想と有料席情報と穴場スポットについて紹介してきました。
調布花火は会場周辺に屋台も多く出店され、毎年多くの人が訪れるため今年も混雑が予想されます。
有料席を予約する場合は、7月中旬頃に販売が開始されるチケット情報をこまめにチェックしておきましょう。
無料エリアで鑑賞する場合は、早めに会場へ行き場所の確保をするようにしましょう。
川崎市側には混雑が少ない穴場スポットもありますので、混雑を避けて花火を鑑賞したい場合はそちらも検討してください。
東京の夜空を彩る調布花火を楽しんできてください。
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